自動車（バイク）保険の保障はどこまでするべきか。と、中断証明書発行依頼書の自分メモ。
バイク乗りです。
最近は実家のガレージに入りっぱなしで
とんと乗ってあげていません。
ひづめのことを考えると。
http://wakwak.hatenablog.com/entry/2016/07/08/102031
マーキングされ、爪を研がれ、寝床にされ。
http://wakwak.hatenablog.com/entry/2014/05/08/012108
心肺微弱による蘇生手術も。心音微弱のまま快方へは至らず。
http://wakwak.hatenablog.com/entry/2014/05/07/010209
外科手術成功。
http://wakwak.hatenablog.com/entry/2014/05/24/191019
最近は年に1,2回だけです。
とはいえ自賠責保険の他に
任意保険の国民共済のバイク保険に加入しています。
今回契約内容を見直すために
店舗に赴き色々と話を聞き
調べましたので
内容を共有します。
今まで、自賠責だけでは保障が足りないので
任意保険にも、という人から言われた意見だけで加入し続けていました（殆どの方もそうだと思います）。
本来は
保険に入っているから安心、ではなくて
この保障内容のため
自分にとっては十分であり安心、
という考え方であるべきです。
意味もない保障内容の保険に
毎月金を支払っているのでは
保険会社の人達に金を差し上げているのと変わりません（そういう慈善事業をしたいのならともかく）。
ということで今回は
自動車保険に絞って、どういう保障内容が適切なのかを調べました。
論点は自賠責保険ではどの程度保障が足りないかという点です。
先ず自賠責保険の保障内容は
・障害による損害 最大120万円
・後遺障害による損害 最大4000万円
・死亡による損害 最大3000万円
※無責事故を除く
ざっくり上記の金額です。
詳細
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/payment.html
次に支払い実績を見てみます。
この損害保険料率算出機構の表より
障害より死亡時の方が支払額は大きく、
死亡事故認定額の平均は2400万円です。
平均を越えることはもちろんあります
（金額が変わる理由は、ざっくりいうと、傷害を負わせてしまったり死亡させてしまった方がどれだけ普段稼がれていたかが金額が上下する理由の１つです）。
で、4000万以上（自賠責保険の上限を越える）が40%あるということなので（右図の円グラフ）
ここを保障するために任意保険が必要になるという論拠です。
で、任意保険によりますが
死亡事故の保障額は1億円と無制限とがあります。
無制限が必要になる場合、つまり1億円以上の支払いになる場合は
事故を起こしてしまい、
それが対人であり、
しかも死亡させてしまった場合の中の、1.6%に留まるということです（右図）。
今まで保険屋さんには高額になると5億以上も、と、
事例の中の1つをあたかも全てというような言い回しのポジショントークを聞かされてきました。
実際はそのようなケースはかなり稀ということが今回分かりました。
とはいえ可能性はゼロではないので
その上で無制限保障にするのも良いですが
数値的事実をもとに
保障内容を判断したいと勉強になりました。
そもそも当件もそうですし
全ては皆さんの自己判断で
責任は全く負いかねませんが参考になればと思います。
ちなみに私の場合は、
ランニングコストは出来るだけ抑えたい、
保険の考えは万一に自分で支払えないリスクをカバーすること、
家族がいれば万一にその者が生活に困らないリスクをカバーすること、
というベースの上に、今回の数値的事実を元に、
年に1,2回しか乗らず（これが大きいです）
ビビりなのでほぼ法定速度内の運転をしているので
今回任意保険の死亡保障は無制限から1億円に切り替えました。
参考
自賠責保険。支払い実績
https://upset-review.com/damage-insurance/glossary/compulsory-car-liability-insurance.html
https://upset-review.com/damage-insurance/glossary/average-amount-per-policy.html
それと自分メモとして
バイクの車検切れを機に
一旦乗らなくなった場合、
保険等級を維持したまま
保険料を支払わず
中断できる仕組みを下記に記しておきます（全労済の書面）。
