死んでも寂しくない。
死んでも寂しくない。
自分がという話ではなく
身近な人がという話をします。
いえ、関係が深ければ深いほど
寂しいに決まっているのですが。
はい。
決まっているのですが。
その上で、感じたことを。
血の繋がりがある親族、
血の繋がりは無くても同じ時間を長く過ごした人。
そういう近しい人の影響は(良くも悪くも)受けます。
血としての影響。
同じ時間を過ごした影響。
そうしたものが、
「いま生きてる人の中に生きてる」んですね。
例えば
祖父の何でもメモするところとか
色んなことに興味を持つところとか。
祖母のあっけらかんとしているところとか
大雑把なところとか。
血の繋がりは無くとも
師匠の考え方とか口癖とか。
そういう無形のものが
いま生きている人の中に生きています。
そう思えたなら。
いま生きている人(自分)の中に
亡くなった人が生きているのだから。
意識すればいつもそこに在って
寂しくなんかない
のだと思うのです。