価値観は人それぞれです(他意はありません。あくまで1つの考え方です。悪しからずです)。
私は、一生賃貸派です。
理由は明確です。
1.家余りが加速し、いずれ更に値崩れが起きる
2.少子化、家余りの流れの中で維持費、ローンを払い、それ以上家賃収入を得続けることが難しい(金融資産としても分が悪いし難しい)
3.地震大国において持ち家はリスク
4.借金をして家を買うことは、
家計のバランスシートをマイナスにしレバレッジをかけ続けるリスクがある
5.子孫に家・土地を残しても値が付くか甚だ疑問。不動産は現金化しにくい
こんな感じです。
ざっくり説明を下記に。
現在ですら家余りで、空き家が増え続けています。
少子化で人口が減り続け
家余りが今後も進むので、
近い将来臨界点を超えると
加速度的に値崩れすると思っています。
小遣い程度の価格なら購入も考えるかもですが。
不動産を投資対象として考えるのも(専門知識が無い。超絶おトクなら別だけど)
難しいかなぁと(そもそも種銭が無い)。
また地震大国日本において持ち家はリスクでしかない。
借家なら震災、災害の修繕費は大家持ち(民法第606条第1項)。
更に原子力発電所大国でもあるため、持ち家の場所が311の様なことが起きないとも限らない。
団信はあれど(死んだら借金はチャラ)、将来安定収入が無くなった場合のローン返済のリスクも無視できないです。
同様の金額を株式なりに投資する場合のキャッシュフローと比較しても分が悪い(ほんの一部を除いて、不動産価値は先の通り家余り少子化で下がる一方)。
ソースとして。
総務省の住宅・土地統計調査では
2018年の段階で
空き家は848万9000戸
空き家率は13.6%
去年の段階で『約7戸に1戸は空き家』。
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf
野村総研調べで
マンション・アパートの空き部屋も含めた空き家総数は、2033年には2,000万戸を超える。
14年後の2033年には『日本全国の約3戸に1戸が空き家になる』と推計。
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2016/160607_1.pdf
家を買えは一種のマインドコントロール
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57043
14年後には3戸に1戸が空き家です。
ここ2、3年の問題ではなく購入すれば返済まで35年(最大50年)の問題です。
こうなると子供の算数と同じです。
私は土地神話の地価上昇の恩恵を享受できた世代ではないし、持ち家信仰も元々無いです。
死後家も土地も持っていても意味がない。
子供がもしいても不動産は現金化しにくい(流動化しにくいから「不」動産)。
上物はおろかその土地に値が付くか、甚だ疑問。
なので申し訳ないですが
不動産関係者のポジショントークが
1ミリも信じられません。
こんな理由から私は、家を買わない(買えない)です。
冒頭にも書きましたが、
価値観は人それぞれです。
他意はありません。