妄想族のWakWakレポート

脳内で湧く『妄想』を好き勝手書き散らします。

劇団運営の大変さ。二足目のわらじのまとめ方。

 

一時期劇団運営の手伝いを少ししていたことがありました。

 

15年来続いている劇団運営の幹部と

 

色々と話をしました。

 

 

毎回公演を打てば黒字になるとはいえ

 

誰一人公演の収益だけでは食べれてなく

 

それぞれアルバイト掛け持ちという現状。

 

 

つまり満足にフィーを出せない状況が続いています。

 

そんな中、

 

スタッフのまとめ方に苦心しているという話を聞きました。

 

 

お金が(ほぼ)出ない中で

 

運営スタッフ(役者含む)をまとめること。

 

 

二足目のわらじのまとめ方。

 

一足目のそれぞれのわらじ

(生活のためのアルバイト=本業)に対し、

 

運営の手伝いは二足目も二足目。

 

 

本気度が足りない。


(当たり前だが)

第一に考えてる人がいない。


お手伝いの域を出ない。

 

 

 

運営スタッフが足らないので役者さんにも

 

手伝いをお願いしています。

 

 

劇団に所属する役者さんは

 

基本皆、4番バッター

 

主役をやりたくて、

 

スポットライトを浴びたくて

 

この世界に入ったような人たち。

 

裏方の仕事をしたくて入った人はほぼいない。

 

企業でこってり揉まれている人もほぼいない。

 

 

 

その上、フィーが出ない。

 

あの手この手とアイディアを出しましたが

 

まぁ難しかったです。

 

 

どうしても自分の所属する劇団に対する愛着心が

 

どれだけあるか、という一本槍に

 

なっていたように思います。

 

 

 

会社と同様、綺麗事だけでは人は動かず

 

やはりお金の報酬もないと、かなぁと。

 

 

 

 

きっとこの手の話は


NPOやボランティア団体のマネジメントにも通ずるんだろうなぁと思いました。