先日、医療ビッグデータから統計分析をしている
某大学教授とお話する機会がありました。
話し込む中で
良い悪いは別として、現象の原因を知りたく
なぜ日本の医療費が膨らむのか伺いました。
考えれば当たり前の話ですが
理由は主に3つあるそうです。
大きく1つ目。
・昔なら亡くなってしまった人が医療の進歩により助かるため。
例えば心筋梗塞等の病。
2つ目。
・助かる人が長生きする中で発生する医療費。
家族の祖母のことからも
高齢になってから一度大病すると
派生的に様々な病になり
通院入院、投薬は経常的になるのを身近に見ております。
3つ目。
・若い人の時短分の医療費。
例えばインフルエンザ特効薬や
各種抗生物質の様に
高額だか早く効く薬関連の費用が
多くなっている。
健康で長生きしたいのは
恐らく多くの人の共通の願いと思います。
しかし教授は
例えばイギリスではよく、
なぜ日本はそうまでして（健康のため、食べ物の節制をしてまで）
長生きしたがるか分からん。という話があったり、
またイギリスではインフルエンザに罹った場合、
家で寝ていなさいと処方薬は出さないそうです。
（理由はタミフルは、症状が1日2日早く軽くなるだけで、栄養を摂り寝ていたら治る病気だから）
という話も聞く、ということも付け加えておられました。
生きること。
長生きすること。
掛かってしまう費用負担。
翻り自分はどうしたいか
健康のこと
未来のこと
考えてしまいます。
