コピーライターの糸井重里氏が主宰するほぼ日刊糸井新聞の
毎日更新されるコラムがあります。
氏のことが勝手に好きで尊敬していて
お手本で目標(烏滸がましい)なので
なぜブログを続けているか。そして続けるコツと。
ちょこちょこサイトを訪れます。
で、昨日のコラム(今日のダーリン)を拝読して
愕然としました。
内容は最後に転載させていただきすが
ほぼ日が何をやっている会社かを表した一言(コピー)が載っていました。
それを見て、アタマをハンマーでぶっ叩かれた様に
勝手に打ちのめされました。
それがこちらです。
「夢に手足を」
以下個人的な勝手な解釈です。
またどう読み取ったかの解説はしませんが書き連ねます。
未来を創造しようとする、またクリエイティブを生業としたい殆どの中小組織はこの言葉に敵わない。
みんなが探していて定義付けができていなかった目指すべき言葉を、あれだけ影響力のあるメディアが公式に掲げてしまった。
氏のどのコピーより、打ちのめされました。
では思い付くのかといえば、到底、無理な話ですが
目指すべき先の場所を指し示す言葉として、でも、ぽっかり空いたままだったところに、ピタッ!っと。
言葉で定義ができるとそれは具現化していきます。
今年の目標を100個書くと、自然とではこれを実現するにはどんなスケジュールで、と、考えていくように。
恐らく、ほぼ日刊糸井新聞のクルーの方々は、このまま氏が居なくなったとしても、
企業文化に加えてこの言葉があればあとはずっと良いものを生み出してやっていけると思います。
同じ様なことを目指すべき組織はこの言葉に勝る言葉を生み出せるのかなと思います。私は現状シロハタです。。
いつもに増して自己満駄文失礼しました。
下記はそのコラムです。
一部にしようと思いましたが、伝わらないと思いましたのでほぼそのまま載せさせていただきます(どうぞ本質を見ていただき、ご了承頂けたらと思います)。
・「ほぼ日」って、なにをしている会社なんですか。そう言われたときの、なにかいい答え方を考えていた。ずっと考えていた。あえて言えば17年以上。それをことばで言えたほうがいいだろうとは思っていた。
「Only is not Lonely」が、「ほぼ日」をスタートさせたときのことばだ。なにをしている会社なのかは言ってないけれど、そういう思いで、インターネットの新聞をはじめた。しばらくして、必要にあわせてとりあえず、「ゴキゲンを創造する中くらいのメディア」と記した。まったくまちがっていないし、十分とも言えることばだ‥‥ただ、おもしろくない。陰影がないというか、寸法が合いすぎている。いつまでも「ゴキゲンを創造する中くらいのメディア」なのか、というと、そういうことでもないように思う。だから、いつしか、このことばは前に出されなくなった。
やがて、「やさしく、つよく、おもしろく」というぼくらの姿勢を言うことばができた。あくまでも、やさしく、つよく、おもしろく、という順でないといけない。人格はやさしくで、お役に立つにはつよくが必要で、価値を生み稼ぐにはおもしろくなくてはならない。この姿勢を表すことばは、しばらく使っているけれど、なかなか朽ちないので、このままいけそうだと思う。しかし、これでは「なにをやる会社なの?」という質問に答えられてはいない。
あんまりぴったりのことばがあったら、それは、きっと鋳型として役に立つとは思うのだ。おそらく流通や保存には便利になるだろうけれど、もっとやわらかな、じぶんの頭をつかう余地のあるそういう「うちは、こういう会社です」がほしかった。ない答えを探しているような気持ちで、十数年経った。そして、昨日、これだと思う答えが見つかった。夢に手足を。これが、ほぼ日刊イトイ新聞をつくっている株式会社東京糸井重里事務所のやることです。