妄想族のWakWakレポート

脳内で湧く『妄想』を好き勝手書き散らします。

電車内マナーのスパイラル。

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先日韓国に行きました。


移動は基本メトロを利用しました。




そこで「今の日本」を基準とすると、


バットマナーな乗客がいました。

※この「今の日本」という、狭い世界での尺度なんだよね、という捉え方は大切だと思っています。





満員の車内において


駅に到着する随分前から


オラオラと扉前のポジション確保に動くお父さん。



周りも一斉に不快な目線を送ります。



急がなくとも降りれるのに


と思っていました。








別日。



同メトロで



「電車に乗れない」経験をしました。



電車が到着し扉が開きます。



少し経つと客が乗り切らない内に



バツンと扉が閉まりました。






勿論アナウンスも無く



まだ何人もお客が電車に乗ろうとしている途中で



扉が閉まりました。



私も他の数名と共に乗れず仕舞い。






「今の日本」を基準とすると、


危ないとも、


「急いで乗らないと閉められる」とも感じました。





次の電車を待ちながら




あ、そうかと。



つまり件のお父さんも



急いで降りないと(乗らないと)扉が閉まる。



という頭があったから



我先に、という考えに拍車がかかったとも。






(「今の日本」を基準とすると)

マナーが悪くなってしまうのは、



環境(扉が直ぐ閉まる)がそうだから、


我先に乗り降りしないといけない。




そうすると、ちゃんと並んでも追い越されたり乗れなかったりするから余計に



と、バットマナースパイラルになっていく。






つまり、環境が変わると人も変わっていくのかもと、



環境心理学(言葉適切かわかりませんが)的な気付きがあったのでした。







ちなみにこの件は
良いも、悪いも無いと思っています。


それぞれの国の文化やスタンスがあるから

一概に断じれないと思います。





海外に行くようになってからは


「今の日本」を基準にすると


見えてこないことがたくさんあるなと思っています。