以前のほぼ日の糸井重里氏のコラムの引用です。
メモしてあったのでシェアします。
よくコミュニケーションの話をするときに、
送り手が、受け手のほうに10歩行っちゃいけない、
8歩まで行って2歩来てもらうとか、7歩行って3歩、6歩行って4歩なんて具合に、
受け手の「参加」を考えなきゃね、なんてことを言う。
なんだってそうなんだと思うのだ。
「おいしく食べさせたい」人と、「おいしく食べたい」人とが、両方から参加するから、うまく成就するってことだということだ。
「その日のうちに食べてください」とお願いして、「そうします」とお客さんに言ってもらえるような関係とか。
こんな話の結びに、
地域向けの参加型商品という企画のことに触れ、話を終わりにしていました。
サービスのあり方を考えさせられます。
一緒に参加して作るから、楽しいと感じること、
その参加をすることが付加価値になっている。
でも、受け手に参加してもらうことは、
送り手のサボりではなくて。
わがままとも違くて。
一般のテレビのように、受け手側はただサービスを受けるだけ、ではないコミュニケーションのやり方。
何となく最近の気になり事項です。