食べ慣れた味というものはあって。
それは脳髄に記憶されているのでしょうね。
先日
グリーンコーラという新商品を飲んだのです。
感想は
普通に美味しいんだけど、ちょっと何か「違う」気がする。
理由を考えましたが
脳で「コーラ」とカテゴリされた瞬間に、
正解は、コカコーラになっている。
自分の中で。
だから、美味しいし悪くないんだけど、「違う」なぁという感想を持ってしまった。
子供の頃から食べてる味噌汁とかカレーとか。
記憶に着床している味は強いのね。
というお話しです。
これが後発の、類似食料の商品が、
パイオニア(定番)に勝てない理由の一つなのではないかと。
舌の記憶、といでも言いますか。
コーラと言えば、コカ社のコーラ、
という風に(人それぞれだけど)、
舌の記憶は脳に着床しているのね、恐らく。
だからそうやって脳に焼き付いたあとでは、
類似商品は「違う」となりやすい。
だから、類似商品が出た場合、パイオニアの方が正解≒旨い
と判断しがちな気がします。
そういうこと、
食料会社の企画の人たち
たくさんたくさん、考えて、
で、中々上手くいかないんでしょうね。
定番になることの難しさをコーラを飲みながら妄想しました。