妄想族のWakWakレポート

脳内で湧く『妄想』を好き勝手書き散らします。

LINEマーケティング。Gacktさんのケース。

LINEに公式アカウントのGacktさんを友達に入れています。


そうするとプロモーションのメールやたまにご本人の近況が入ってきます。


で、サンプル調査をしていないので他にどれだけやられているか分かりませんが、その中に上手なプロモーションだと感じたものがありました。


それは新曲のリリースに合わせて、「完成に至るストーリー」をファンの皆さんに伝える為に

曲をどんな気持ちになって製作したかという、その時の考えやエピソードをLINEを使って伝えるという手法です。


普通は、楽曲がリリースされた場合、その完成品を持ってそれが答えです、それを好きに味わってくださいというのが通常だと思います。

もちろん通常も、雑誌のインタビュー記事とかでその製作の苦労の部分はアウトプットしていますが。



今回のGacktさんの新曲(もう新曲でもないけど)
「P.S. I LOVE U」は

ざっくりこんな感じのプロモーションでした。


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・LINEを通じて新曲は自分の遺書を書くイメージで作詞をした。

・作製上、「最愛の人との別れ」についてのエピソードを、涙が溢れて止まらない的なYouTubeやファンの経験談も参考にした。

・で、その動画リンク先をLINEに載せて数回に分けて配信。



そうするとファンは、リンク先からYouTubeの悲しい別れの動画等を見てその想いに共感し、

Gacktさんがどんな想いから仕上げたか、当人と同じ目線に立って新曲のことを見ることができる。

で、最後に製作した全歌詞をLINEで配信。

曲は、よかったら、購入してね。



と、こんな流れです。



恐らくはじめからこのプロモーションプランありきではなく、製作が上述の流れで行われて、

だから、その気持ちの部分をシェアしたい、ということで、結果的に、この様なプロモーションになったのだと思います。


それはLINEの配信メールを見ていても、購入させたいぜ。という何とも言えないあの感じがしませんでしたので、そうだと感じました。

でも、そういう方が結果的に評価やブランドイメージは向上しますよね。




最後に断りとして。

Gacktさん、個人的にすごく好きなのですが、曲は買ってはおりません。


実は楽曲を全て買っているとか、何でも知っている、追っかけているぜという訳ではありません。

個人的には、ファンであるスタイルはどんな形でもいいと思っています。
(好きならCD全て買ってコンサートは必ず行かなきゃダメでしょという考えは、それはそれでいいと思います)


ファンクラブに入ってなかったり、楽曲やライブの歴史などは詳しく知らなくとも、
ご本人の人間性とか生き方、スタイルが好きなんだ、

というファンのあり方もあっていいと思ってます。


(本当にファンであれば、当人の為に死ねるのか、という極論に行く様なベクトルの考え方は苦手です)




ご本人にお会いしたいです。



曲のリンクです。
よかったら、どうぞ。